静的な応力を対象とした構造解析に加え、地震波を入力した時刻歴応答解析などが可能で、全てフリーで使えることから世界中の研究者が解析ツールとして利用しています。詳細は以下をご覧ください。
https://opensees.berkeley.edu/
近年、pythonなどが気軽に使えるプログラムとして台頭しており、openseesもpythonプログラム上で導入可能なpythonモジュール「OpenSeesPy」として公開されています。
各コマンドの機能を解説したマニュアルについても、英語版は下記リンク先にて公開されています。
今回はまずその導入方法を紹介したいと思います。
①pythonを導入
pythonの主要なモデュールを含んだanacondaを以下ページより導入します。
https://www.anaconda.com/distribution/#download-section
開いたページの「Download」をクリックします。
②Jupyter Notebookを起動
Jupyter Notebookはpythonコードを書くと、その実行結果がすぐにみられるツールです。同ツールを開き、ツール上でそれぞれの場合において以下のコードを記述します。
・新規インストール
python -m pip install openseespy
python -m pip install --user openseespy
・ソフトウェアの更新python -m pip install --upgrade openseespy
python -m pip install --user --upgrade openseespy
上記のように入力すると自動的にモデュールのインストールが始まります。③pythonコード上にモデュールをインポート
以下のコードをPythonコードの冒頭に記載することで、python上でOpenSeesPyモデュールの使用が可能となります。
import openseespy.opensees as ops
上記の操作により、Pythonコーディング上でOpenseesの構造解析、時刻歴応答解析ツールを動かすための環境構築が終了しました。次は、Python上でOpenseesを動かす方法について紹介していきたいと思います。※なお、改めて確認したところopenseespyについては、python3.8のバージョン環境下でないと実行できないようです。そのためお手元で異なるバージョンのanacondaを使われている場合はversion3.8の実行環境を、openseespyのインストールに先立って新たに作成する必要があるようです。
anaconda promptを開き下記の手順で新たな実行環境を作成します。
#openseespyという名前でpython3.8の実行環境を作成する。
conda create -n openseespy python=3.8
# 実行環境をアクティブ化する。
conda activate openseespy上記のプロセスの後で、新たに作成した実行環境に対して、openseespyはじめプログラム実行に用いるアドインをインストールすることで、python3.8の実行環境でopenseespyを実行することが可能となります。必要に応じて実行環境の上にspyderなどのプログラムエディタもインストールします。
openseespyを実行する際には、その都度実行環境をアクティブ化する必要があります。
(2026/1/4追記)

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